筋膜リリース:しわ伸ばしでは良くならないのはなぜ

最近、筋膜リリースがマスコミでとりあげられて、ブームになっています。

100年以上前に、アメリカのスティルという医師が創始した治療法です。

私も日々、筋膜の調整にいそしんでいますが、筋膜という言葉がよく知られるようになって、以前よりも、施術の説明がしやすくなりました。

ただ、日本で有名になった方法は、しわ伸ばしとか、癒着はがしとか、筋膜を伸ばすことに重点を置きすぎています。

筋膜を縮める筋膜リリースもあるのですが、そちらがすっぽりと抜け落ちているようです。

「筋膜にしわがよって癒着しているから筋肉が伸びない」という考えではうまく説明できないことがいくつもあります。

(その解説は、長くなるので、別の機会に改めます)

 

私の経験上、筋膜が伸びすぎているケースがたくさんあって、伸ばしてばかりでは、かえっていためてしまいます。

筋膜を縮めることが必要なときもあるのです。

 

筋膜を伸ばしたり縮めたりする寺田式の筋膜リリース、しわ伸ばしの筋膜リリースで良くならなかった方は、ぜひ一度お試しください。