痛みが消えるエフィシエ

① 加圧エフィシエ

痛みが消えるエフィシエについて解説していきます。
ここで紹介するのは、加圧エフィシエという方法です。

例えば、腰が痛むとき、あなたはどうされていますか?


マッサージ? テーピング? 薬?
運動? 安静? 温める? 冷やす?


まずは、左の写真をみて、何かお気づきになることがありますか?

彼女は、腰にベルトを巻いて施術を受けていますね。

このベルトは、「魔法のベルト」と呼ばれています。

 

このベルトを巻いてマッサージをすると、痛みが少なくなり、ずっと心地よくなります。
しかも、患部が保護され、より安全に施術でき、もみ返しも出にくくなります。
何より、痛みが早くとれます。


加圧しながらマッサージをするのを加圧エフィシエと呼んでいます。

 

(加圧エフィシエをするのは、原則として、ベルトを巻いて痛みが軽くなるところだけに限定します。)

体の下にあるマットにも、気づいていただけましたか?

このマットは、ベルトと同じ素材でできているので、体を浮かさなくても、「魔法のベルト」を腰や肩に巻くことができます。

 

(あらかじめ敷いておいたマットと、短いベルトを使うことで、患者さんの体の各部を加圧できます。


「これがあると、らくだわ~」
と、ますます患者さんに喜んでいただいています。

患部を動かすと痛いとき、患部をあまり動かさずに治療できるのがエフィシエの特長のひとつです。

 

ですからエフィシエは、動かすと痛い四十肩や五十肩にも、うってつけの治療法なのです。

四十肩や五十肩は、腕を動かすと痛むのが辛いですよね。

 

運動療法やマッサージをいきなり始めると、余計に悪化してしまうこともあります。

エフィシエを使うと、腕をあまり動かさなくても、縮み過ぎた筋肉を伸ばせるので、四十肩の緊張をやわらげるのにもってこいです。


*写真のように、マットを利用すると、ベルトがずれなくて、的確な巻きつけが素早くできます。
(慣れてくれば、数秒で巻きつけられます)。


次のように、マットを使わずに巻くこともできます。

マットを使わずに、肩に「魔法のベルト」を巻いて、施術をしているところです。

エフィシエには、あまり体を動かさずに治療をおこなえる方法だけでなく、積極的に体を動かしておこなえる方法も入っています。
例えば、腕に「魔法のベルト」を巻くと、腕が動かしやすくなることがあります。

「魔法のベルト」を太ももに巻くと、曲がりにくかった膝が曲がりやすくなることがあります。

こういった場合は、「魔法のベルト」を巻いたまま運動をしていただくことも可能です。


ところで、運動するときに、痛みはありませんか?

テニス肘や野球肘を例にあげましょう。


同じテニス肘(または野球肘)でも、肘が伸び過ぎて痛みが出ているケースと、縮み過ぎて痛みが出ているケースがあるのです。

当然、治療の内容はまったく違ったものになるはず。

でも、そんなこと調べもしないで、同じような治療をしている(あるいは受けている)ことって多くないでしょうか?


もちろん、エフィシエは、鑑別をしてから働きかけをする治療法です。


(鑑別は、慣れてくれば10数秒でできます)。


スポーツ障害が治りにくいことはありませんか?

② テーピングエフィシエ

スポーツ障害がなかなか治らないという声をよく耳にします。


例えば、ある筋肉の中に、伸び過ぎたところと縮み過ぎたところがあるようなときに、長引くことがよくあります。

伸び過ぎたところを縮めようとすれば、縮み過ぎたところが痛くなり、縮み過ぎたところを伸ばそうとすれば、伸び過ぎたところが痛くなる・・・

 テーピングをした上でマッサージをすることテーピングエフィシエと呼びます。非常に正確で効果の高い施術ができるのが特長です。

 

エフィシエは、そんな悪循環に陥っているスポーツ障害を治すのに有効な手立てを、いくつも用意しています。


スポーツ外傷の場合は?

エフィシエは、スポーツ外傷の治療にも役立ちます。

もし、あなたがスポーツクラブのメンバーの怪我をサポートしているなら、試合の時は、「魔法のベルト」を1つもっていかれると役に立ちます。
例えば選手がふくらはぎや太もも、土踏まずなどの痛みを訴えた時、筋肉がつって(過度に収縮して)痛いのか、筋を伸ばして(過度に伸長して)痛いのか、あるいは、それらが混在しているのか、わかりにくいことがあります。
もちろん重症の場合は、ストップをかけたり、病院に搬送したりすべきでしょう。
しかし、的確なテーピングさえすれば、試合の継続が可能なケースも多いのです。
エフィシエは、限られた時間の中で、的確な処置をするのに有力なツールです。
チームドクターやトレーナー、コーチの皆さんも、ぜひエフィシエをお試しください。

③ ポジショニングエフィシエ

ポジショニングしながらマッサージをするのを、ポジショニングエフィシエと呼びます。

筋肉を伸ばしたり縮めたり、関節を曲げたり伸ばしたりして、最も正常にもどせるポジションを探してからマッサージをするので、高い矯正効果が得られます。

 

左は、ポジショニング・エフィシエを使って筋肉の肉離れや挫傷(伸び過ぎ)を整復する方法の一例です。

脱臼や骨折の整復法は、エフィシエには入っていませんが、肉離れの整復はエフィシエを使っておこなうことができます。肉離れのリハビリをする際に使えば、回復を早めることができます。

軽症の場合

捻挫をした時など、傷めた場所がはっきりわからないことがあります。
軽症の捻挫の場合や、子どもさんの場合に、こういうことがしばしば起こります。
「魔法のベルト」を使うと、どこが傷んでいるのか見つけられることもあります。
筋を伸ばしているところにベルトを巻くと、圧痛や自発痛、運動痛がはっきりと出てきます。
筋肉が縮んでいるところや関節が狭まっているところにベルトを巻くと、運動痛や自発痛が少なくなります。
ベルトを巻いて、圧痛や運動痛、自発痛に変化が起こるところが、処置すべきところです。
学校の保健室やご家庭に、エフィシエの一般向けセットがあると、子どもさんの訴えが理解しやすくなることがあります。

④ ストレッチングエフィシエ

ストレッチングしながらマッサージするのを、ストレッチングエフィシエと呼びます。

筋肉の緊張がとれにくいとき、エフィシエのパラドキシカル・ストレッチング(逆説的伸長法)のテクニックを使うと、筋緊張が、簡単にとれてしまうことがよくあります。


左の写真は、大腿四頭筋を逆説的に伸長しながら、「魔法のベルト」を巻いてマッサージしているところです。

大腿の前面にある大腿四頭筋という筋肉は、通常、膝を曲げることによって伸長されると考えられています。
写真の状態は、一見、大腿四頭筋を縮めているように見えますが、実は伸展位(膝を伸ばした状態)で牽引して、大腿四頭筋を伸ばしています。また、ベルトを巻いて圧迫して、縮みすぎた部分を伸ばしています。

 

縮めているようで伸ばしているーこれが、逆説的伸長です。

医療過誤を減らす、力強いけれども、痛くない施術

「足ツボマッサージで、具合が悪くなった」
そういう患者さんが来られることがあります。

足の裏などのマッサージは気持ちがいいですが、もみすぎると裏目に出ます。


また、中には、足の裏の靭帯や足底腱膜を傷めておられる方もおられます。

そういう方にマッサージをすると、余計に具合が悪くなることがあります。

「魔法のベルト」を使うと、このような過誤は起きにくくなります。

リスクを避けながら、力強いけれども痛くない・・・
そういう施術を、ぜひあなたのフットケアに。

敏感な方や、ご高齢の方へ

 

痛みやくすぐったさを感じやすい人がおられます。

こういうタイプの方に「魔法のベルト」を巻かせていただくと、痛みやくすぐったさが少なくなるので、ぐっと施術がしやすくなります。

少し動くと体が痛くなる方、皮下出血を起こしやすい方、もみ返しの出やすい方もおられます。

加齢や体質によって、筋肉や血管の弾力性が低下すると、そのようなことが生じやすくなります。

エフィシエは、ベルトで筋肉を保護したり、ポジショニングやストレッチングで筋肉を柔らかくしたりしてから施術をするので、このような方にも、より安全に施術ができます。

「魔法のベルト」の商品名は、エフィシエ・ベルトといいます。

このベルトは、非常に優れた伸縮性をもっています。
  (左のように、女性でも簡単に伸ばすことができます)。


しかも、ゴム層がたいへん薄くなっています。
  (一般的なサポーターの4分の1程度)

ですから、巻いたベルトの上からマッサージができます。

マッサージ効果を促進しながら、同時に安全性も高めます。

体験してみなければわかりませんが、エフィシエ・ベルトを使うと、固くなった筋肉が驚くほどよくほぐれます。


少し押さえただけで痛かったところが、強く押さえても痛くなくなります。

エフィシエ・ベルトを使った健康法は、専門知識がなくてもでき、誰にでも効果が上げやすい方法なので、一般向けに公開しています。

エフィシエというのは、主に「効率(エフィシエンシー)を高める」という意味で用います。*

痛みが消えるエフィシエには以下の5つの方法があります。
① 加圧エフィシエ(ベルトで圧迫×マッサージ)
② テーピングエフィシエ(テーピング×マッサージ)
③ ポジショニングエフィシエ(ポジショニング×マッサージ)
④ ストレッチングエフィシエ(ストレッチング×マッサージ)

⑤ ガイディングエフィシエ(誘導×マッサージ)

それぞれ単独でも効果が高いものですが、それらを組み合わせて、さらに効果を高めることができます。

①は一般に公開しています。

②~⑤は専門知識も必要なため、専門家向けに公開しています。
専門家の先生なら、より効果的なエフィシエをおこなっていただけます。